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8 years ago in NewsStores
こちら(英文)のブログの翻訳記事になります 切手サイズのIoT向け開発プラットフォーム Intel EdisonのプロトタイプがCES(米国のエレクトロニクス機器展示会「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」)で発表された時の衝撃は業界に大きな波紋を起こしました。Linuxが動くPentiumクラスのデュアルコアSoC、無線LAN、Bluetooth、をわずかSDカードサイズのボード上に搭載するというものだったからです。その後、実際に発売された製品では、SDカードサイズに収めることはかなわなかったものの、当初の宣言した以下のような機能を実現していました。。 デュアルコア Intel Atome 500MHz Intel Quark マイクロコントローラー 100MHz(ViperOS RTOSを実行可能) 1GB RAM 4GB flash WiFi & Bluetooth 4.0 70ピンのコネクタ(ヒロセ電機の「DF40C(2.0)-70DS」) この記事ではArduino互換機能が追加されたEdison Kit for Arduinoを用いて解説していきます。 Intelの提供するMakerポータルやEdison Getting Started Guide for Linuxの内容に従って基本セッティングとテストを行いました。 ハードウェアのセットアップ 箱の中にはEdisonモジュールとArduinoベースボード、小さな袋が入っていました。このような開発ボードでは省略されがちな取り付け穴はベースボード上に設けられていました。 モジュールをベースボード上に固定した後、2本のUSBケーブルを用いてラップトップに接続しました。. ボードを接続すると、「Edison」という名前のUSBストレージデバイスと新しいネットワークインターフェース「USB0」がラップトップ上で確認することが出来ます。 コンパイルとArudinoスケッチのダウンロード EdisonとGalileoボードをサポートしている「Intel Edison of the Arduino IDE」をインストールして実行しましょう。これはAVRおよびARMベースのArduinoボードで使用されているオリジナルのArduino IDEと全く同じものです。 IDEをインストールし、サンプルをダウンロードしましょう。コンパイルして動作を確認する前に、正しいボードと正しいシリアルポート(Linuxを使用している場合は「ttyACM0」)を選択する必要がありました。 設定を完了すると、ボード上の2つ目のLEDが点灯し、On/Offを繰り返しました。 Linuxとネットワーク構成へのログイン あなたは何故2本のUSB接続が必要なのか、何故OTG単独でマスストレージとネットワークインターフェースを同時に提供しないのかと疑問に思うかもしれません。それはUSB-UARTブリッジとコンソールを提供するために使用されるSoC上のUARTへと順番に接続されているからです。 Getting Started...